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DXをバズワードにしない。 情報管理の“現場目線”に寄り添う――株式会社日本パープル

最終更新:2026.03.03

すべては、2021年に遡ります。
株式会社日本パープルの林社長が語ってくださった、「新しいサービスを世に送り出したい」という、静かな、しかし強い意志。それが、すべての始まりでした。

こんにちは。J.B.Goode Inc.です。
今回は、私たちがひとつのサービスの「誕生」から「成長」、そして大きな「お披露目の場」に至るまで、デザインという立場で伴走させていただいた物語について、お話しさせてください。

そのサービスの名は、『ConPass』。 私たちJ.B.Goode Inc.は、この新しいサービスの思想をかたちにする「ロゴ」や、心臓部である「ダッシュボード」のデザインから関わらせていただきました。

思想を「しるし」に。――ブランドロゴデザイン

『ConPass』ロゴレギュレーション

2021年、私たちはまず、日本パープル社が『ConPass』という名前に込めた想いを、一つの「しるし」に定着させることから始めました。
『ConPass』は、紙と電子の契約書が社内に混在する、複雑な課題を解決するための「ハイブリッド型」契約管理サービスです。
私たちは、このサービスの核をロゴデザインに翻訳しました。 ベースとした「円」のかたちは、「コンパス」を象徴すると同時に、バラバラなものを繋ぐ「繋がり」やユーザーの「安心感」を表現。 そして、ブランドカラーの「グリーン」には、安心感や親近感、そして「使う人の未来を明るく照らしたい」というポジティブな意志を込めています。
このロゴは、これから始まる長いプロジェクトの、確かな道しるべとなりました。

複雑さを「直感」に。――ダッシュボードのUI/UXデザイン

『ConPass』製品ダッシュボード

ロゴで固まった思想を、今度はプロダクトの「体験」に落とし込んでいきます。ダッシュボードのUI/UXデザインは、このプロジェクトで最も難しく、そして最もこだわった部分です。
『ConPass』が扱う契約管理は、機能がどうしても多く、複雑になりがちです。しかし、林社長のこだわりは「誰でも、直感的に使えるサービスでなければ意味がない」という点にありました。
たくさんの機能と、シンプルな使い心地。この両立は、まさに挑戦でした。 私たちは、情報を何度も整理し、ボタン一つ、言葉一つに「迷わせないか?」と問い続けました。目指したのは、ユーザーが何も考えなくても、まるでコンパスが指し示すように、自然と目的の操作にたどり着けるインターフェースです。
この試行錯誤のプロセスこそ、サービスの本当の「やさしさ」をデザインする時間だったと感じています。

主軸サービスへ。そして、大きな舞台へ

2021年に産声を上げた『ConPass』は、そこから着実に成長を遂げていきました。 紙と電子が混在する「現場のリアルな課題」に寄り添うその価値が、多くの企業に認められ、いつしか日本パープル社の主軸サービスの一つとして数えられるまでになったのです。
そして2025年7月。 その成長を確かなものとし、さらに多くの企業へ価値を届けるため、ひとつの大きな舞台が用意されました。それが、幕張メッセで開催される「DX総合EXPO」への出展でした。

価値を「物語」に。――LP&展示会デザイン

『ConPass』LP

サービスの次なるステージに向け、私たちはその価値を伝えるための「物語」をデザインする必要がありました。それが、LP(ランディングページ)と、DX総合EXPOの展示会ブースです。

当日の展示会場の様子

このフェーズで、プロダクトマネージャーである小松さんの「強いこだわり」に、私たちは心を動かされました。
「よくあるテンプレートのデザインではなく、『ConPass』だけの物語が伝わる、オリジナルのLPをつくりたいんです」
その想いは、私たちも全く同じでした。 ロゴで表現した「安心感」、UI/UXで追求した「直感的なわかりやすさ」。これらすべての思想を一貫して表現し、初めてこのサービスに出会う人が、その世界観に触れ、「これは私たちのためのサービスかもしれない」と感じてくれること。
展示会ブースは、4年前から始まった私たちのすべての仕事の、集大成の場だったのです。

最後に

展示会ブースイメージ

DX総合EXPOの会場で、たくさんの方がブースに足を止め、熱心に『ConPass』の話に耳を傾けていました。
2021年に私たちがデザインに込めた想いが、サービスとして成長し、企業の主軸となり、こうして多くの人に届いている。その光景を目の当たりにし、深く感動しました。

ひとつの強い想いが、ロゴになり、プロダクトになり、そして人と出会う「場」になる。 そのすべてに寄り添い、デザインという仕事で伴走できたことを、私たちは心から誇りに思います。

J.B.Goode Inc.は、ただつくるだけのデザイン会社ではありません。
事業の立ち上げから、その成功まで。クライアントの「伝えたい」という想いの、一番の味方でありたいと願っています。